現場でよくある困りごと
- 補助金情報が多すぎ:業界団体・自治体・国のサイトを巡回するだけで半日が消える
- 要件が複雑で読み解けない:従業員数や資本金など “ただの条件” を探すのに何十ページもスクロール
- 申請可否がグレー:「結局うちは対象なの?」を社内で誰も答えられない
- 締切ギリギリ:気づいたときには公募終了、出しそびれて数十万円を逃す
ポイント:公開PDFをNotebookLMにまとめて置き、AIに質問すれば “必要な条文だけを抜粋→自社条件と照合” が即座に終わる
NotebookLM とは?
- Google提供のAIノートブック:PDF・Word・Web記事を丸ごとアップロードし、キーワード検索+チャットが可能
- キーワード検索:公募要領を「小規模事業者・建設業」のように絞り込み、該当箇所を瞬時にハイライト
- チャットで深掘り:「従業員15名、年商1億円、建設業の場合は対象?」と聞くと該当条文付きで回答
- 共有もワンクリック:URLを右腕や税理士に送り、質問履歴ごと情報共有
- 0円スタート:Googleアカウントがあれば即利用。上位版(NotebookLM Plus)はOne AI Premium月額19.99ドルで容量・機能拡張
イメージ:書庫にいる “AI司書” が、山積みの資料から必要ページだけ抜き出して机に並べてくれる
想定改善例(導入前後の違い)
タスク | 従来フロー (Before) | NotebookLM活用 (After) | 削減時間 |
---|---|---|---|
公募情報収集 | 省庁HP・自治体サイトを定期巡回 | 公募PDFをNotebookLMに追加し新着だけSlack通知 | ▲2h/週 |
適格条件の確認 | 要領PDFを人力で熟読 | 「当社は◯◯条件で対象?」とチャット | ▲45分/案件 |
社内共有 | 印刷して会議 or メール転送 | 質問スレッドごとURL共有 | ▲15分/回 |
結果の判断 | “たぶんイケる” の勘頼み | 条文引用付きで○×提示 | リスク低減 |
結果:年間3件の申請調査で合計10時間超を削減。逃していた補助金100万円超を回収した想定。
実際に使ってみる
今すぐ試せるノーブックを作成して公開しました。下記リンクからご自身で申請可能な助成金がないかAIにチャットしてみてください!
▶️ 公開ノートブックを今すぐ試す
NotebookLM 補助金テンプレートを開く

今すぐできる導入ステップ(10 分)
- 資料準備(3 分)
- 中小企業庁・自治体サイトから公募要領PDFをダウンロード
- アップロード(3 分)
- NotebookLMで新ノートブックを作成しPDFをドラッグ&ドロップ
- 共有(2 分)
- アクセス権を「社長・右腕・顧問税理士」に限定してURL発行
- テスト(2 分)
- チャット欄に「従業員18名・宿泊業でも対象?」と質問し回答確認
コツ:まずは1案件だけ入れて操作感を掴むと、次から“PDF集め”がルーチン化する
費用は?
プラン | 月額 | 主な制限 | 地方中小企業でのおすすめ度 |
NotebookLM Free | 0円 | ノートブック上限・質問回数に軽い制限 | ★★★★☆(まずは十分) |
NotebookLM Plus(Google One AI Premium) | 約 3,200円/月 (19.99USD) | 5倍のアップロード量・共有先カスタム | ★★★☆☆(PDF大量なら検討) |
まず無料で。社外秘を大量に扱う場合はWorkSpace権限設定 or Plusで共有細分化を
よくある Q&A
Q1. 自社決算書など機密PDFはアップして大丈夫?
A. Free版でもURLを知る人しか閲覧できませんが、機密度が高い資料はまず除外し、要約だけを手入力する運用がおすすめ。
Q2. 地方独自の補助金PDFが毎回変わる。更新は?
A. ノートブックに新PDFを追加するだけで旧版と自動で区別されます。古い要件との比較もチャットで可能。
Q3. 補助金の“採択率”まで聞ける?
A. 要領には採択率非掲載のことが多いので、キーワード検索で「採択」「実績」などを探し、見つからない場合は別途公表資料を追加してください。
まとめ&次の一歩
- “探す・読む・判定” の3ステップがNotebookLMでワンストップ化
- 0円スタートで半日分の情報収集を毎週カット
- チャットで質問履歴を残すことで社長・右腕の意思決定が早まる
今すぐできること:まずは「IT導入補助金2025 公募要領.pdf」をNotebookLMにアップし、“当社(従業員15名・建設業)は対象?” と聞いてみよう!
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